群青色な日々 リブートプロジェクト

デジモノ好きが備忘録などをたまに書き残していきます。

総記事数:  総コメント数:   総ブログ拍手数: 434 回   FONT SIZE :    BOOKMARK  ADMIN

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

XPERIA Z3 Compact SO-02GにLDACを移植してみた

XPERIAの国内版でroot化ができる最後のシリーズのZ3ですが、私はXPERIA Z3 Compactを所持しています。

OSアップデートで重くなるのでしばらくdocomo Kitkat(4.4.4)をroot化して使用していましたが、XDA Developersに非常に興味深い情報があったので、今回marshmallow(6.0.1)へのアップデート(正式にはLocked Bootloaderでも使える海外版カスタムROMをFlash)をしました。

XDAに載っていた情報とは、Z3シリーズのLollipop(Android 5)やmarshmallow(Android 6)でBluetoothの高音質コーデック "LDAC"に対応できるというものです。

具体的にいうと、XPERIA Z5からLDACに関係するファイルを移植し、/system/build.prop の記述を1行変更するというものです。

カスタムROMの導入方法とLDACの移植方法を簡単に紹介しておきますので、続きをご覧になりたい方は全文表示を押してください。
※ここではあくまでも紹介なので、root化作業やsystemファイルの変更、ftfやROMのフラッシュをする方は自己責任にて行ってください。失敗すると最悪起動不能になります。当然ながら保証もなくなります。筆者は責任を負えません。大切なファイルはバックアップを取りましょう。

1. 国内版ROMの状態でroot化、カスタムリカバリ(TWRP)の導入を行う。
ROMが国内版Kitkat(23.0.B.1.59)の状態で、rootkitXperia_20150926.zip(キューブキューブさん作成)を使用しroot化、カスタムリカバリ(Z3C-lockeddualrecovery)を導入する。

2. 海外版のStock ROM(prerooted.zip)かカスタムROMを導入する。
海外版ROMを導入します。国内版ROMではLDAC使用時にイヤホンにノイズが乗り使い物になりませんので。バージョンは23.5.A.1.291のもの。ftfをダウンロードしてprerooted.zipを作ってTWRPで焼くか、23.5.A.1.291ベースのLocked Bootloaderでも利用可能なカスタムROMをTWRPで焼きます。

私はXPERIENCE&ROM™(XDA)を使用し、LDACの動作確認を行ったのもこのカスタムROMです。このカスタムROMは余計な機能を省いているので容量が小さく、動作が軽快です。

※海外版ROMを導入すると、NFC、FeliCa、ワンセグが使えなくなります。国内版ROMに戻すと使えるようになります。

3. XDAのリンク先の作業を行う。
作業手順:https://forum.xda-developers.com/showpost.php?p=68039571&postcount=29
必要なファイル(リンク先のファイル):https://forum.xda-developers.com/showpost.php?p=68290051&postcount=38

作業の仕方はいろいろありますが、私はTWRPのFile ManagerとPCを使って作業を行いました。ファイルを入れ替えた後は chmod 644 をお忘れなく。

1. /system/build.prop の内容の "ro.somc.ldac.audio.supported=false" を "ro.somc.ldac.audio.supported=true" に変更。
2. /system/lib/ にリンク先のファイルの "libldacBT_enc.so" を追加。
3. /system/lib/hw/ の "audio.a2dp.default.so" と "bluetooth.default.so" を リンク先のファイルのものと入れ替える。(元のファイルはaudio.a2dp.default.so.orgとかにリネームしてすぐに直せるようにするといいと思います。)
4. 再起動する。

4. Enjoy LDAC Life!

○LDACが有効になるとUIはどうなるか?
スクリーンショットをまとめておきました。

171107_LDAC01.png
作業に成功するとオーディオ設定にワイヤレス再生品質という項目が出現します(ただし非アクティブ状態)。

171107_LDAC02.png
LDAC機器との接続に成功するとワイヤレス再生品質に接続状況が表示されます。

171107_LDAC03.png
通知領域にLDACの接続状態が表示されます。

171107_LDAC04.png
オーディオ設定のワイヤレス再生品質をタップすると、再生品質が設定できます。

171107_LDAC05.png
詳細をタップしたところです。

171107_LDAC06.png
Poweramp Alpha 704でBluetoothでもハイレゾ相当で出力と表示されます。
(追加で /system/build.prop に "persist.audio.uhqa=1" と "ro.product.manufacturer=samsung" の設定を行っています。)

171107_LDAC07.png
Sony製のBluetoothイヤホンは、Sony | Headphones Connectというアプリで接続状態が確認できます。バッテリー状態や使用コーデックの表示など。LDACになっています。

筆者はaptX HD機器は何個か持っているのですが、LDACに対応した機器を持っていなかったのでやっと使えるようになりました。
音質のスペック的には LDAC ≧ aptX HD みたいですが、聞いてみたところどちらもいい音してます。弦楽器の艶のある演奏とか最高です。
COMMENT
COMMENT FORM
NAME
TITLE
MAIL
URL
COMMENT
PASS 管理者にだけ表示
TRACKBACK
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。